even if TEMPEST 宵闇にかく語りき魔女 感想(ネタバレなし)

乙女ゲーム

テンペスト魔女、祝フルコンプ^^途中まで結構辛かったけど頑張って最後までプレイして良かったです。よかった……!!これだからゲームはやめられない。好き。

 公式HP紹介文より抜粋→「本作は死に戻りというループ能力を使って、各章を渡り、物語を進行していきます。誰かと絆を深め、理解し合っても、襲いかかる死が全てをまっさらな状態に戻してしまいますが、喪失感や孤独を乗り越えながら、《己が望む結末》を目指していきます。」という端的に言うと死人出るし割と辛いけど頑張れよ的な説明でしたので、あまーい物語ではないことを覚悟して、6,930円という安くはない買い物にちょっと迷いながらも世界観に惹かれてNintendowストアでポチっと、ダウンロード購入致しました。

結果、良かった…!!6,930円の価値アリアリのアリでした。

絵は常に綺麗で音楽も雰囲気が出ていて好きですが、それ以上に何より結末に向けて徐々に情報量が増えつつそれらがつながっていく爽快感がめちゃくちゃ好みのゲームでした。この爽快感、例えるなら、攻略対象がすごくまっとうなイケメンヒーローの大正×対象アリスのような(未プレイの方すみません)。結末を知ったら知ったで、いろいろと考察したくなって最初から2周目プレイしたくなるタイプのやつです。本作はハッピーエンドの結末までプレイした後、バッドエンドを回収しながら2周目をやるのが楽しかったです。私が気づいていない伏線も未だたくさんありそう。

恋愛は微糖でしたが、主人公のアナスタシアと一緒に目の前の課題(捜査パートや魔女裁判)を必死にプレイすることで、辛かったよね、孤独だったよね、いやーアナスタシア頑張ったよね!!と主人公に共感できすぎるし、攻略対象たちのそれぞれの生き様が格好よくて全員惚れました。それぞれキャラも立っていて、私は毒舌ティレル様好きです。

あとイカれたCV : 柿原 徹也がクセになってすっかり中毒です。ずっと聞いていたいヾ(*´∀`*)ノ

ちなみにアナスタシアは口調も考え方もなかなか男勝りなイケメンで、何かあっても「きゃぁぁぁーーー」とか言いません。「なんだ!?」と駆けつける側です。そんな強いアナスタシアがふと弱さを見せたときなんてもう、乙女ゲームしながら主人公にも惚れますね。私好きです、タイプです。もう何を言っているのか意味不明です笑

でも私のアナスタシアはめちゃくちゃ死にました。シナリオ通りにプレイしていても死ぬのに中途BADらしきものも踏みまくり、もう何回死んだかわからないし、私今人生何週目?と死に戻りの迷子にもなりました。いろいろと本当に途中まで辛かった…。

そしてこのゲームはCharadeManiacsのような(再び未プレイの方すみません)、下手に長々と感想を書くとどこがネタバレになるかわからない恐怖がありまして、たくさん語りたいのですがこのあたりにとどめておきます。

最後に。

最初はそんなでもなかったんですが、死に戻りするたびに、クライオス様の輝きが増しました。

死に戻りを重ねるほど、心をえぐられ深みに誘われました。

全員幸せになってほしい。

……で、あのパッケージの黒いやつ、何?誰か教えて。

以上